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自宅ケアする?プロに任せる?
夏のイベントに大活躍だった浴衣も、秋が近づきそろそろ片付けようかな・・という時期になりましたね。
浴衣を来年も綺麗に着るためには、収納前に浴衣のお手入れが必要です。でも、浴衣・帯・肌着や小物など、自宅で洗って良いのか・専門店に持っていくべきか悩むところです。
今回は、自宅ケア出来る浴衣の種類と洗い方を中心に、浴衣と小物のお手入れ方法をご紹介します。
お手入れの注意点
心配ならプロに任せる
ここでは、自宅でお手入れし易い生地の種類・お手入れ方法をご紹介しています。ただ、自宅ケアは失敗する可能性もあるため、心配な場合はプロにお任せしましょう。
お金を抑えて自宅でケアする・不安だからプロにすべて任せる、ご自身にあった方法でケアして、来年も気持ちよく浴衣を着たいですね。
浴衣って洗えるの?
お家でお手入れしてみよう
生地や汚れの種類によって、浴衣は自宅ケアが可能です。洋服と同じ素材の物もあるため、着物の中でも浴衣はお手入れし易いのです。
まずは浴衣の中でも、どんな種類の生地や汚れなら洗えるのか見ていきましょう。
生地の種類
麻・木綿・化繊の浴衣なら水洗いが可能です。生地が絹・絹と麻などの絹交織の場合は自宅ケアは避けましょう。また、ウールは洗えるものもありますが、種類によって縮み易いので扱いに注意が必要です。
汚れの種類
ファンデーションや皮脂などの油性汚れは、比較的自宅でお手入れしやすい汚れです。お酒・コーヒー・醤油などの水性汚れは、プロに任せた方が安心な汚れです。
ただし、油性汚れでも時間が経っていたり・汚れの種類や大きさによって落ちない場合もあるため、自宅で落ちない場合はプロに任せましょう。
汚れの落とし方
浴衣の全体をチェックしよう
浴衣に汚れがないか、全体を確認しましょう。生地の素材が木綿・麻・化繊で、ファンデーションなどの油性の汚れの場合は、自宅でお手入れが出来ます。
色落ちや白浮きする可能性があるので、目立ちにくい場所で試してから行いましょう。
油性汚れの落とし方
①白い布かタオルを汚れの下に置きます
②染み抜きブラシかガーゼに、リグロインかベンジンを垂れる位たっぷりと染み込ませます
③汚れを中心に布目に沿って拭いて、素早く下に敷いた白布へ汚れを移します
④新しい綺麗な白ガーゼで表面を拭いて、浴衣を上下に振って薬剤を飛ばします
薬剤で輪シミが出来てしまった場合は、何を使ったかを伝えプロに任せましょう。
浴衣の洗い方・乾かし方
素材によって洗い分ける
化繊(ポリエステル)の浴衣は洗濯機洗いが出来ます。木綿や麻も洗濯機洗いは出来ますが、不安な場合は手洗いしましょう。絹は洗わずに、専門店で相談する事をお勧めします。
洗濯機での洗い方・乾かし方
①洗濯ネットに浴衣を入れる
着物専用の洗濯ネットを使うとキレイに仕上がりますが、ない場合は洋服用の大きめのネットで代用します。
②中性洗剤を使い、手洗いコースで洗濯
漂白剤は色落ちの原因になるため、入れないよう注意して下さい。
③脱水が終わったらシワを伸ばす
脱水が終わったら取り出して、裏側からアイロンをかけてシワを伸ばします。
ただ、麻や木綿の中にはアイロンで伸びてしまう素材もあります。心配な場合は脱水したあと、手で優しく叩きながらシワを伸ばしましょう。
※干す時間を短縮したい時は、バスタオルに挟んで水分を取ります。脱水後、浴衣をバスタオルにクルクル包み、水分を取ったあと同様にシワを伸ばすと早く渇きます。
④和装ハンガーにかけ日陰の風通しの良い場所に干す
直射日光に当たると日焼けや色あせするため、しっかり乾燥するまで日陰に干してから収納しましょう。
和装ハンガーが一番キレイに干せますが、ない場合は100均のスライド式タオルハンガーかつっぱり棒で代用できます。
スライド式タオルハンガーを使う場合は、変な位置に跡が付かないよう、袖付けまでタオルハンガーを伸ばして浴衣を干しましょう。
つっぱり棒は、フック式のハンガーなどにつっぱり棒を付けて、袖口までつっぱり棒を通し浴衣を干します。
帯と小物のお手入れ
浴衣以外もきちんと確認
帯:帯には刺繍や装飾がされていることもあり、扱いが難しいため専門に持っていくことをお勧めします。
長襦袢:麻やポリエステルの長襦袢は、ネットに入れて洗濯出来るものが多いです。脱水後にアイロンをかけて、シワを伸ばしたあと干しましょう。
ただし、正絹・絞りや凹凸のあるのも・色柄物は自宅では洗わずプロに任せましょう。
小物:肌襦袢・裾除け・腰ひも・伊達締め・足袋・和装ブラなどの小物は、着け置きしたあと手洗いが出来ます。
ぬるま湯に中性洗剤を入れて、1日付け置きして洗い流しましょう。
※帯板・帯締め・帯枕は洗うと傷んでしまうので、汚れた場合は専門家と相談しましょう。
まとめ
来年も浴衣を綺麗に着よう
浴衣の洗い方や注意点をご紹介しました。浴衣のお手入れ方法は、
①浴衣の汚れと生地の確認をする→絹・絹交織なら自宅ケアはしない
②ファンデーションや皮脂などの汚れがあって、麻・木綿・化繊の生地なら自宅ケアに挑戦
③麻・木綿・化繊の生地で汚れがない、落ちた場合は洗濯機洗いか手洗いする
④シワをのばして日陰の風通しの良い場所で干す
という流れでした。基本的な浴衣の洗い方をご紹介しましたが、麻・木綿・化繊であっても、素材によって傷つきやすいものあります。
そのため、まずは浴衣の中でも気軽な物からケアしてみることをお勧めします。しっかりお手入れしてから収納して、来年も綺麗に浴衣を着こなしましょう♪
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