1枚あるとバックやラッピング・ひざ掛けや災害グッツにもなる「風呂敷」。
便利なだけでなくレトロ柄から北欧柄まで、洋服にも合うような素敵な柄も販売されています。
どんな形にも寄り添い包み込む風呂敷は、2つの簡単な結び方を知れば、手軽に日常に取り入れられるんです。
今回は用途に合わせて七変化する、風呂敷の魅力と簡単な2つの結び方についてご紹介します。
風呂敷の使い方
風呂敷は包む・運ぶ・送る・守る・装飾という役割を果たします。
・お弁当やプレゼントを包む
・買い物バックにして運ぶ
・ワインやお菓子等の贈答品を包んで送る
・ひざ掛けやスカーフににしたり、バックを包んで雨や汚れから守る
・扇風機の収納や防災時にマスクや給水袋にする
・テーブルクロス、鉢植えやティッシュを包んでインテリア
など風呂敷の使い方は多岐に渡ります。
丸いフルーツや一升瓶など、紙で包むと難しい物も風呂敷だと形に添って包めて、可愛らしく装飾できます。
プレゼントに持っていくのに、風呂敷は包む際やり直しもききシワも直し易いため便利ですし、使いこなしていたらオシャレに映りますね。
普段使いにも活用しますが、特にお勧めしたいのが少し遠出する時。
ピクニックや旅行でお弁当を持っていくのに包んで、寒くなったらひざ掛けや芝生に敷いたり、お土産を包んで持って帰ったりと大活躍します。
風呂敷の大きさと素材
販売店によっても異なりますが、風呂敷は大まかに分けて約10種類のサイズがあり、素材や模様・染め方も豊富です。
風呂敷の大きさ
・小さいサイズの風呂敷
45cm幅は袱紗の代わりにのし袋包みに・50cm幅はお弁当包みなどに便利です。
・中判サイズの風呂敷
一般的なサイズである68cm~75cm幅は、お菓子やワインを包むのに適しています。
・大判サイズの風呂敷
90cm幅は一升瓶1本やワイン2本程度を包んだり、レジ袋代わりにバックに出来ます。
105cm~130cm幅はテーブルクロスなど・175cm幅はこたつカバー・200cm~230cm幅は敷物や布団を包めます。
包み方によっても違いますが、包みたいものの3倍程度の大きさの風呂敷が包み易くてオススメです。
風呂敷の素材
素材は大きく分けて、化学繊維・綿・絹の3種類に分けられます。
化学繊維…扱いやすく値段も手ごろな物が多いポリエステルやレーヨン・アセテートなどの化繊の素材。
ポリエステルは洗濯ネットに入れて洗濯機で洗えますが、その他の素材は確認してからクリーニングしましょう。
綿…シャンタンやブッチャー・オックスなど、取り扱いやすく吸水性も良い綿素材。
家で洗えるものも多いですが、染め方によって洗濯出来ないものもありるので、確認してお手入れしましょう。
絹…正絹のちりめんや紬などの高価なものの多い絹素材。物にもよりますが、通常絹素材はクリーニング店でお手入れをお願いします。
その他にもリバーシブルの物や超撥水の素材など、高機能の風呂敷も人気があります。サイズ・素材・柄も様々な風呂敷があるので、お気に入りの風呂敷を見つけてみましょう。
意外と簡単!2つの結びを覚えよう
「ひとつ結び」と「真結び」という2つの結び方さえ覚えれば、組み合わせ次第で色々な形に包むことが出来ます。
ひとつ結び
①布端を整えて持ちます。裏側が見えない様にしましょう。
②持っている方の手に巻いて輪を作ります。
③先端を親指で押して輪の中に通します。
④端と根元を持って引いたら完成です。
真結び
①真結びしたい布端を2つ持ちましょう。裏が出ない様に整えて持ちます。
②左側(写真の花柄)を上にして交差させます。
③上にした方(花柄)をもう一方(ドット柄)に巻き付け結びます。
④手前(右側の花柄)を反対方向(左側)に倒します。
⑤奥(ドット柄)の角を上から手前に被せて結びます。
⑥左右を引いて結び目を整えて完成です。
例えば、真結びを2か所しただけで、風呂敷バックになります。
対角線を真結びして、残りの角を一つ結びすると違った形のバックに変身します。
布を被せた後に真結びをすれば、お弁当包みに使える「おつかい結び」が出来ます。
その他にも、スイカやワインを包むのも2つの結び方が出来れば簡単に包めます。
ぜひ2つの結び方を覚えて、色々な包み方に挑戦してみて下さいね。
まとめ
1枚で七変化する、風呂敷の魅力と使い方についてご紹介しました。
最近では洋服に合うような柄や、超撥水などの高機能を備えた風呂敷もあります。
包み方を一度覚えれば、結ぶことも楽しみの一つになるかもしれません。
便利でたくさんの魅力を持つ風呂敷、生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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