プラバン+レジン+パステルで琥珀アクセサリーを作ろう
秋冬のトレンド「べっ甲」アクセサリーは、自分で作るには難しいイメージがありますよね。
でも、手作りアクセのお馴染みプラバンに、レジンとパステルを加えれば、好きな形の「べっ甲風アクセサリー」が作れちゃうんです。
売り物のように上手な柄付けは難しいですが、写真のような完成度ならきっと手軽に作れるはずです。
今回は全て100均の材料で揃う、べっ甲アクセサリーの作り方をご紹介します。
プラバンって?
アクセサリー作りの強い味方
プラバンとは板状のプラスティックのことで、絵や色を付けて熱を加えることで、大きさが変わりキーホルダーやアクセサリーなどの小物を作ることが出来ます。
主な使い方は、形を決めてカットして油性マジック等で絵を書き、オーブンで加熱する方法です。
では、プラバンを使ったべっ甲柄のアクセサリーの材料と作り方を見ていきましょう。
100均で揃える材料
・プラバン
・UVレジン
・パステル
・アクセサリー金具
・やすり
・プラバン
プラバンは商品によって縮み方が違い、出来上がりの大きさが変わります。今回はダイソーの厚さ0,3mの物を使って作っています。
・UVレジン
ブラバンに書いた柄をにじませるのとコーティングする目的で使用します。
・パステル
パステルとは絵やデッサンに使う画材のことで、主に水や油に溶けない着色の粉を粘着材で固めた着色剤を指します。ダイソーで購入した18色セットのものを使っています。
・紙やすり
色を付けやすくする為にプラバンを削る時に使います。目の細かいものを使いましょう。
・アクセサリー金具
プラバンでチャームを作った後にアクセサリー金具に取り付けます。イヤリング・ピアス・ネックレス・ブッローチ等お好みの金具をご用意下さい。
その他必要なもの
・厚紙とマスキングテープ
・クッキングシートかアルミホイル
・綿グローブか軍手
・穴あけパンチか接着剤
・丸カン、ペンチ
・ティッシュ
・はさみ
・爪楊枝
厚紙とマスキングテープ
プラバンの形を決める際、厚紙で形を作ってマステを張り付けてカットします。
面倒な場合は、厚紙で型紙を作らずそのままカットしましょう。
クッキングシートかアルミホイル
プラバンをオーブンで焼くときは、下にクッキングシートかくしゃくしゃにした後伸ばしたアルミを敷きます。こちらではクッキングシートをお勧めしています。
綿グローブか軍手
オーブンから取り出す時は熱くて素手で触ると火傷してしまうため、必ず綿グローブや軍手をつけましょう。軍手でも良いですが、綿グローブの方が手になじみ易いので取り出しやすいです。
穴あけパンチか接着剤
プラバンで作ったモチーフを、穴を開けて丸カンを通して作る場合は穴あけパンチを用意します。
アクセサリー金具の形によっては、そのまま接着剤で付けます。接着剤を使う場合は、ペンチと丸カンは使いません。
ペンチ・丸カン
ペンチと丸カンは、穴あけパンチで穴をあけた際、金具を取り付けるのに使用します。
べっ甲アクセの作り方
①型を決めてプラバンを切る
ここでは三角モチーフを作るので、三角に厚紙を切ります。
厚紙をマスキングテープでプラバンに貼り付け、プラバンをはさみで切ります。
穴をあける場合、穴あけパンチで穴をあけます。今回は接着剤で付けるため穴あけはしません。
べっ甲は柄付けの中でも難しいので、練習用に数枚切っておく事をお勧めします。
②プラバンにヤスリをかける
色付けしやすくする為、カットしたプラバンの表面全体にプラバンをやすりで削ります。
クルクルと丸くスライドさせて、ムラの無いよう全体を削ったらティッシュで粉をふき取ります。
やすりは細かい目(60荒い→600細かい、と数字が大きい方が細かい)で削った方がキレイに色付けできます。ダイソーの紙やすりだと、600か1000を使うのがお勧めです。
両面に柄を付けたい場合は、やすりを両面にかけますが、ここでは片面だけ柄付けしています。
③パステルで全体を色づけする
黄色・茶色・オレンジの3色を使って、べっ甲風に柄をつけます。汚れやすいので、下に紙やティッシュを敷いておきましょう。
まずは、全体を黄色のパステルで塗っていきます。
④オレンジで柄を付ける
黄色の上にオレンジで柄を付け、ティッシュや指でぼやかします。
⑤茶色を重ね付けしてぼかす
オレンジの柄から少しずらして、茶色を色づけします。
濃い場所・薄い場所、オレンジがうっすら見える場所・茶色の場所と濃度や色味が変わるよう、ボヤかします。
⑥オーブンで加熱して縮める
予めオーブンを温めて、クッキングシートかアルミに載せてオーブンにプラバンを入れます。
アルミはくしゃくしゃにして伸ばした物を使います。クッキングシートは表面がツルツルしたものを使うとくっつきづらいです。
お勧めはクッキングシートですが、クッキングシートを長時間オーブンに入れると発火するので、目を離さずに注意して扱って下さい。
オーブンで焼くときのポイントは、オーブンを温めること・完全に縮んでから数秒待って取り出すことです。
※種類・温度によって焼き時間は異なり、目安はプラバンに書かれています。ただあくまで目安なので、よくプラバンの様子を見ながら判断します。
加熱したプラバンは、取り出してすぐ本等に挟んで真っすぐにするので、予め本の挟む部分にクッキングシートを敷いておきましょう。
⑦プラバンを本に挟んで真っすぐにする
熱いので必ず軍手をつけて取り出します。この時焦らないよう取り出し、取ったら手早く本か雑誌の間に挟みます。
本を上から抑えて、加熱したプラバンを真っ直ぐにします。
⑧レジンを塗る
プラバンの中心にレジンを置きます。楊枝を2本使い、片方で抑えてもう片方で薄く伸ばして下さい。この時気泡があったら楊枝で潰します。
⑨楊枝か筆でぼかす
レジンを塗ったら、楊枝や筆を使い柄をぼやかしていきます。
⑩アクセサリー金具を付けて完成
プラバンに付けたレジンが固まったら、アクセサリー金具を付けます。
接着剤で金具に付けるか、穴をあけた場合は丸カンを付けて完成です。
まとめ
一式揃えれば500円で何個も作れる♪
100で材料が全て揃う、プラバンを使ったべっ甲風アクセサリーの作り方をご紹介しました。
アクセサリー本体に必要な道具は500円で揃うので、一度揃えればプラバン+レジンでたくさんのアクセサリーが作れます。
お好みの材料と色を揃えて、寒い日はお家でアクセサリー作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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